沖縄の風習
■沖縄の風習
旧暦の12月08日に餅を食べる習慣があります。ムーチービーサですが、この餅を食べる時期が一年でとても寒くなる時期にあたります。鬼餅などの民話もあります。餅を食べて寒い時期を乗り越えるという意味がある様です。餅自体の名前は「カーサームーチー」と言います。スーパーなどにこのお餅の粉末上の粉が売っています色は一般に紫色これは読谷村で有名な紅芋を練りこみ作るため紫色です。長寿の祝い事などにも食します。一般に販売されてはいますが甘さが控えめですのでご自宅で作る際は少々砂糖を多めに加えると良いです。食感は「ゆべし」の様な食感で包んでいる葉っぱは月桃の葉です。(月桃の葉はミント系の葉です。これは防腐剤の代わりになり昔は畳の下に敷いたりしました。)
■旧盆の風習:ウークィー
沖縄の旧盆はウンケー(お迎え)、ナカノヒー(中の日)、ウークイ(お見送り)の3日間に渡り、あの世から来た先祖の霊をそれぞれ仏壇のある家でおもてなす。 ウンケー(お迎え)の日から2泊3日していた先祖の霊に沢山ご馳走を食べてもう。ウークイのやり方はそれぞれの家庭で微妙に違います。仏壇の前に親戚一同集まって、容器に水を張ってお供えしたご馳走や、お花などを入れて、「ウチカビ」(あの世のお金)を燃やします。 普通は、「グーサン(杖)」と呼ばれるサトウキビを長く切ったものを2本用意します。これを霊が杖にして帰るといわれている。※様々な説がありこのサトウキビは杖じゃなく天秤棒だという説もあります。 霊がたくさんのご馳走やお土産を担いで帰れるようにとのことという人もいるが定かではない。ウチカビを全部燃やした後は、灰になったウチカビの入った器ごと持って外まで霊をお見送りをする。皆、外へ出て、手を合わせて最後のお別れをする。幅50cm以上もある大きな食わず芋の葉に燃やしたウチカビの灰、お供えしたご馳走とお花などを乗せて次の日の朝までそのまま放置しておく。この食わず芋の葉を使わない所もありますが、旧盆の時期になると市場で100円程度で売ってます。 ヒラウコウと呼ばれる黒線香も束で売られている。この線香は一枚の板束になっており折って使用する、また、このヒラウコウは麩を作ったあとに残るグルテンカスで作られているとの事である。
■沖縄の魔よけ(スイジ貝・シーサー・石厳當)
・スイジ貝
下の画像はスイジ貝です。家の玄関につるして魔よけするというものです。スイジ貝は、オニヒトデを食べてくれるのでサンゴのお友達とも言える存在です。国際通りのお土産屋などでも販売はしている。
・シーサー
沖縄では古くからこのシーサーが魔よけとされ今でも各過程の門や屋根に飾られています。 シーサーとは中国からわたってきた魔よけの獅子(ライオン)で、当初は、城門・寺社・王陵・集落の入り口などに置かれていました。19世紀末、民家にも赤瓦の使用が許されると、屋根に獅子を据えて魔よけとする風習が一般に広まりました。屋根獅子には、焼物製と漆喰製があり、漆喰シーサーの方は一見恐ろしげだがよく見るとユーモラスな顔をしている。 「シーサーの語源」 沖縄では獅子のことをシーサーとかシーシという。獅子は中国伝来の言葉でライオンを意味し中国にはライオンが生息していないので、この中国語も本来は外来語であったことがわかる。シルクロードの時代、西域ではライオンのことを「シ(SHE)」といった。中国では、この「シ」という音に「獅」の字を当てたとのことである。 「子」については、中国語によく見受けられる敬称で特別な意味はない。この獅子の文字が沖縄に伝来し、シーサーあるいはシーシと沖縄風に発音されていったと考えられる。
・石厳當
 石碑や石標の名称。石敢当、泰山石敢當、石敢東、石散當、石散堂と書かれたものもある。沖縄本島を中心に、周辺諸島に数多く点在しているが、本州では少ない。また、薩南諸島・奄美群島を含め、鹿児島県にもかなり存在し、こちらでは「せっかんとう」とよばれることが多い。
  沖縄では、市中を徘徊する魔物「マジムン」はまっすぐ直進する性質を持つため、T字路や三叉路にぶつかると向かいの家に入ってきてしまうと信じられている。そのためそれを避けるために、あらかじめ魔物が入ってきてしまいそうなところに、表面に「石敢當」と漢字で書かれた石碑を建てたり、石版を壁面に貼り付けることで魔よけとする。
  また、コンクリートの壁面に直接ペンキ等で「石敢當」の文字を書き込んだ例も見られる。これは中国伝来の風習で、福建省が発祥とされている。似たような魔よけは中国のみならず、台湾・シンガポール等の一部の地域にも見ることができる。「石敢當」の名前そのものの由来は後漢代の武将の名前とも名力士の名前ともされるほか、石の持つ呪力と関わる石神信仰に由来するとの説もあり定かではない。ただし、沖縄では未だに根強く続く風習で、当地ではT字路や三叉路が多いことから、現在でも沖縄の各地で新しく作られた大小様々の石敢當を見ることができる。また、近年はシーサー同様に土産物品としても作られている。